2016年9月21日水曜日

PTA講演会で卒業生の金井勇人さんが講演されました。

 9月11日㈯ 日々輝学園東京校の学園ホールにて、PTA文化教養部主催の講演会が行われました。
 後援会からも出席させていただきました。
 少し長くなりますが、内容のご報告させていただきます。
 何かの参考になりましたら幸いです。


 今年の講師は、卒業生の金井勇人さん。
 「誰であれ、どこへでも行ける」というタイトルでの講演でした。

 実は、昨年度の講師が金井聡さんで勇人さんのお父様。

 「二男が日々輝を卒業した父親が語る!農業を通しての新たな人生」というタイトルで、会社員の傍ら週末農業をされているお話をしてくださいました。

 昨年度の講演会後、二男さんが農業がきっかけで青年海外協力隊員としてブラジルのセネガルで活動されていて、今年の1月に帰国されるということでしたので 「二男さんのお話も聞きたい!!」という声がたくさん上がっていました。

 その声を叶えていただくこととなりました。




 長い引きこもりの経験。当時のいきづまりの気持ち。家族との会話のとれない日々。
 将来のことを考えていないわけでもないし、悩んでいないわけでもない。
 ただ、どうしてよいのかわからなかった。

 その生活から脱出することになったのが、父親が借りた体験農園での週末の手伝いだったとのことです。

 個人の区画での作業は誰かに気を遣うこともなくできるものだったので、藁にも縋る思いで農作業をされました。
 農業活動をしていくうちに「こういう道でもいいのかな!」と実感され引きこもりを脱却。

 「体力的には厳しいが自分一人でやるのはつらくない。苦しくなければ続けられる。」
 そして、「農業を始めてから幻覚幻聴がなくなって、人と話すのが楽になった!普通に人と触れ合えるようになった!」
 「ここでやっていくしかないという気持ち」
 印象的な言葉がたくさんありました。

 東日本大震災を機に、「人の為にすることの方法に意識が向くようになった。」
 
 そして、青年海外協力隊に応募し、ブラジルのセネガルに派遣され活動されました。
 せっかく育てたニンジンが断水のために小さいうちに収穫しなければならなかったりと、現地ならではの苦労や経験をされました。
 見知らぬ土地で制限のある中での活動は、やりがいが多い中でも、時には厳しくもあったかと思いますが無事に任期を終えられて今年の1月に帰国されました。
 
 様々な活動や経験を積まれて、とても地に足が付いた考えや活動をされていらっしゃるという印象を受けました。
 言葉の一つ一つを吟味して話される姿は、もう一人前の大人に成長された姿です。
 会場内で見守るお父様の笑顔も拝見できて、同じ親としてとても嬉しく感じました。

 今現在は、農業という共通の話が家族間でできるようになり、コミュニケーションツールにもなっている、とのことでした。

 引きこもりの経験を活かして相談にのったりする機会も増えているということです。

 当事者でなければわからないことはたくさんあると思います。

 例えば、「何がしたいの?}という家族からの問いかけは意味がないということなどです。
 勇人さん曰く、提案の方が本人の負担が少ないし、社会についてのことを話してあげた方がずっと役に立つということです。
 一緒にやってみて、色々な事を経験して、そのことを誉めてあげるあげる方が、年月はかかっても近道、ということです。

 子供が引きこもり状態だと、焦りから色々問い詰めてしまうこともありがちですが、勇人さんの言う通りに感じ、大変参考になりました。
 結果的には、勇人さんのように本人が納得していけることが何よりベストな事と感じます。 
 

 さて、勇人さんの今後については、農業を通じての村づくりや、人を受け入れられるような農園を創りたい、との大きな夢を語ってくださいました。
 きっと、着実にその時に向かって力強く前進されていかれることと思います。

 私たち、卒業生の保護者も心から応援したいと思います。


 勇人さん、ありがとうございました。

 そして、校長先生、先生方、この講演会を企画してくださった文化教養部の皆様、ありがとうございました。
 




講演会の帰り道、学園の裏手にある川や茶畑がとても清々しく気持ちよく感じました!


2016年9月12日月曜日

後援会 役員会でした。

日々輝学園東京校後援会では、2か月に1度程度の役員会を開催をしています。

第4回後援会役員会が9月10日(土)にありました。

毎回、会長を中心に和気あいあいと話し合いが進みます。





第1回~第4回の議題は、「教育活動補助費」、「後援会だより」、「PTAおしゃべりの会」、「本校見学バスツアー」、「PTA講演会」、「茶畑祭」について等々。


後援会はどんな活動をしているのかよくわからない??の方も多いかと思います。

PTA活動や学校運営のサポートを陰ながらさせていただいております。
卒業後も後援会という形で関わりを持ち続け繋がっています。


どうぞ今後とも ご理解ご協力、そしてご参加をお願い申し上げます。


日々輝学園本校見学バスツアー

7月27日(水)には毎年恒例の「日々輝学園本校見学バスツアー」が開催されました。

後援会からは、バス代の一部負担と後援会員3名の参加を致しました。
先生、PTAの方々、後援会員の参加で、夏休み中の合宿、部活動の様子を中心に見て回りました。

自然豊かな整った環境の中、汗をかきながら真剣に取り組む生徒たちの姿に、心からの応援を送るとともに、そのいきいきとした姿に皆さま感動されていました。

お昼は、うどんをご馳走になりながら、他校のPTAの皆さまとの交流に情報交換もできて、大変有意義な時間になりました。













2016年9月11日日曜日

「おしゃべりの会」

 今年度もPTA企画事業部主催の「おしゃべりの会」があります。

 その第1回目は、6月25日㈯に開催されました。

 卒業生の保護者の立場から、後援会からは役員が出席して在校生の保護者の方々と一緒にお話させていただきました。
 日頃はなかなか話すことができない悩みや、日常生活の出来事など・・
 一緒にお話することで、少しでも気持ちが楽になり、何かのヒントがありましたら幸いです。

 「5~6人で1グループだったので、和やかに話が進んだ。」
 「偶然、同じ悩みの方で聞きたい話が聞けた。」
 とのご感想がありました。

 差し入れや、熊本地震復興支援の呼びかけもありました。